Like a queen.

前回の記事以降、mol-74のライブに連れて行ってもらった。何事も自分の目で確かめることが重要だから。時間的には慌ただしかったかな。でも、もう少し聞いてみよう。どうしてもスネオヘアーが頭の中に流れてきてしまうんだけどさ。雨がすごかったから恵比寿から中目黒まで1駅とはいえ歩けなかった。それでも好きな店に行った。狭い席よりはカウンターの方が好きだけどなぁ。


おとなしくしていなくちゃいけない週だった。お金も使いすぎている。面白いことを書いたノートも見当たらない。だから映画を見て本を読んだよ。『錦繡』。私は長いこと宮本輝のことを誤解していたのだと思う。しかしそれは18歳の時の私のことだから。上京してきたばかりの男が語る『青が散る』の話が嫌いだったのだ。いや、絶望していた私にとっては最も嫌いなタイプの人間が語っていた作品だからなのだろう。いつまで経っても『シェラザード』の下巻に進めない。今回は結構具体的に書いたよね。


大きな仕事はない週だったけれど、勘違いから急に飲みになった。肉を食べた。援軍を呼んだら朝になっていた。とにかく時間がない。のどが痛い。声が出なくなる。楽しみなこと、楽しかったことが増えた。思い出と企画の波に揺られている。次の一歩の踏み出しのタイミングも自分なりには計っていて。それも困難なことだけどさ。


さて、笑い話ですが、整体行きました。それだけ。笑ってください。もめたくなかったので。

そして芸能人に会いました。ちょっと今会いたい人に会いました。握手もしてくれた。ありがとう。「会えてうれしいです」ってストレートに言ってしまった。私も右手スペシャルになったものってそんな歌があったよね。でも良い時間を過ごせた。ただ、整形って一瞬の美しさは得られると思うんだけど、その分衰えを感じる何かを確実に残してしまう気がしてならない。身の回りの経験者からもそういうのを感じるんだよね。


行きたかった店に行きました。念願というか。宮廷料理です。世界に3箇所しかないアレですよ。そりゃお高かったけれど、機会さえあればっていうことで。初めて食べるテイストのものが多くて驚きました。繊細な。雰囲気もセレブリティで。まるで王妃。そしてよく似ているね。母と娘。そのあと、先月に引き続いて東京タワーまで歩いた。

頑張らなくちゃいけないことがある。そうしないと良くならないことだってある。虚無に落ちちゃいけない。まぁ時に落ちてもいいんだけど。そう、どんなに病んでいるやつでもたまにはいいことを言う。スターウォーズさえあればっていうやつも。良いものを作るっていう意思を持ち続けなきゃやってられなくなるよね。周りが良くなると特に。じゃあ君は何ができるのって。じゃあ君の良いところはなんなのっていう。そのままで良いってことはない。人は生きているだけで迷惑だって。最近読んでとっても面白かった小説にその言葉が出てきたんだよ。しかも、その本にはSO TIREDもLOST IN TRANSLATIONも出てくるんだ。これは私かと思ったよ。でも、良いものが作れるって私は信じている。そしてつまんない枠なんて壊して素晴らしいものを作れるさ。


もちろん悲しいこともある。そう、あの人も東京に憧れ、夜の闇に堕ち、そして死んでしまった。ようやく綺麗な何かを掴めたかもしれないのにね。結果はわからないけれど。それはたらればの世界。仮定法の世界。でも、それとは圧倒的にレベルが違うかもしれないけれど、しゃぶしゃぶでもみんなで食べに行くのは楽しいことだよ。それは暗示。でも、君ならできる。本当にできる。素晴らしいことをイメージすること。イメージできる世界は実現できる世界。

私も人のために生きることを考えた。そういう肝心なことを忘れちゃいけない。小手先の小さなルールにとらわれていちゃいけない。海。水たまりを避けるだけの生き方でもいけないだろう。来週はハードになる。もっといろんなことを考えてうまくやるつもりだよ。

櫻井の日々。-破

惑わされずに寄り添っていて。

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