3月は馬車に乗って。

それでもかなり印象的な月になった。企画力が上向いているからじゃないかな。

しばらくをダイジェストで振り返っていく。

ある月曜日のこと。病院に行ったら、車で迎えに来てもらっていて、そういや彼は見た目も悪くないし、車にも詳しい。旅にでも誘おうか。土砂降りになったけれど、珍しい人も来てくれて、大所帯で車2台で移動。田んぼのど真ん中に立つホルモン屋さんに。外は大雨。中は煙がすごくて、換気を要するくらい。屋根は偉大だね。壁は偉大だね。春の嵐。またカラオケで大暴れして、後はよく覚えていないけど、寝ていたよ。ある火曜日のこと。平日を休んでみて、空いているアウトレット。静かな時間。とても良い香り。朝早く嗅いだ香り。

それでも残業は減らなくて。仕方ない。3月の約束も果たされない。フランス語をやろうよ。

ある土曜日のこと。立ち上がりが遅れたり、突然の勤務交代とかで、ぐちゃぐちゃになった。でも、プランはなるべく変えないでいこう。大好きな店にセイロン風カレーを食べに行った。ご飯にこんなに芯があったっけ。もう一度食べにいこう。汗は覚悟の上。正論風。江戸川橋から野間記念館に。川合玉堂。12か月。護国寺を参る。仕事のミスがどうにかなればいいなぁとか。そして、最近遠ざかっていた場所でジョジョリオン。なるべく避けていたからなぁ。そして江戸川橋から、神楽坂まで歩いた。居酒屋で、うすにごりにハマる。素敵でした。そのあとはクラフトビール。ただね、私も大人げなく企画力のなさを責める。やはりね、相手のいることだから。

ある日曜日のこと。もう7年が過ぎた。京都にいたこともある。あの子もいたね。我々は自然の1部だし、それを覆していくことはできない。傲慢なこと。そして自然の脅威に怯えるしかないこともある。でも、人は春の訪れを喜ぶこともできる。そうやって流転していく。『The beguiled』、ファンだからという理由で観に行きましたよ。次はないでしょうけれど。それにしても、同じ系列の店なのにカラーが違いすぎるよね。空間というものの力にたぶん自分は昔から惹きつけれられてきたんだと思う。建築士になりたかったけれど、大きな流れが存在していたんだよなぁ。ならば私は励まそう。


美しいものを見たとして。それはその人の中にどういう変化をもたらすのだろうか。あの偉い発明家は?凶悪な犯罪者は?いろいろと考えなければならない法案だってどんどん通っていっている。美術館に行った。そんな予定もなかったのに、行ってみた。印象派展だったからね。すごく良い時間なんだけど、この美しい絵画たちに囲まれて、私の内面は何から何に変化するのだろうか。これを見ていない人と何が違うのだろうか。かわいいイレーヌ。何か思い方を感じなければならないんだろうか。愚かな質問を許してください。エレベーターの数秒間で仲良くなった人。素敵な人生。牡蠣を食べました。あとはステーキのようなベーコン。また店員さんとも心を通わせてしまったけれど、彼はたぶんワルい人なんだろうと思う。食べ方を教えてくれたし。そんな波長。タバスコレモン。ポン酢。そして日本酒を垂らしてみて。そのあと、小見川にゆかりのある店にいき、冷奴と焼酎。トイレに立ったら急に思い立ってタクシーででもいいから出かけたくなってしまった。店に電話したら、今からなら入れるということなので、急遽あの店に向かう。飲みすぎ。ワインを1本空けた。だって座りたかった良い席なんだもの。そしてあの時以来のペンネアラビアータ。メニューに載ってなかったけれど、あるのはわかっているっていうやつで。しかも2皿も食べてしまったね。大好物だからさ。しかし、電車を調べて帰ったのに、無事に家には帰れなかった。


いろんなことを検討していた。急にクレジットカードとかをほとんど解約したくなって整理しようと思った。少しはお金を貯めようとか。こういうのを一気に綺麗にできたのはうれしいこと。


また家で眠れなかったのに、朝早くから出かけた。でも、イライラすることがあって。もうどうなってもいいやと思った。私一人のことじゃないし、だったら好きにすりゃいいよ。でも、一日は始まったばかりだからさ。猫に癒されたり、中学生かなぁ、初々しかったり。鎌倉は多くの人。そしてイタリアンのランチに入って、2日連続のペンネ!しかしここのはやたらと辛くて、汗がすごかった。でも、至福。いろいろと迷ったけれど、三浦半島を南下して、海とか、菜の花とか、富士山とか。ひさびさにゴーカートに乗った。楽しいね。そして、行ってみたかった店に。古着屋かと思ったけれど、実際はそうではなくて、肩透かし。でも、海を感じたね。ちょっとだけ良い感じの回転寿司でマグロ、しめさば。美味しかった。定番の夜景。このまま終われない。二転三転したけれど、話していたら、心の中にわずかに希望のようなものが湧いてきた。もう少し頑張ろう。やる気もなくしていたけれど、もうちょっと進んでみよう。やってみたいことだからさ。


かたや、部屋を整理して、どんどん捨てていく。プランを考えるのは、20日にしようと。結果的にはそれほど甘くはなく。動きも限定的にせざるを得ないことがわかった。でも、お別れを告げるためのベストを考えよう。そのために場所も考えて、店も考えて。気温はものすごく下がったけれど。ウニといくら。略して。寒いね。でも、なごり雪そのもの。牛丼は。感傷的だ。でも、寝ていた。川の字だ。澤やまつもとのちょっといいやつ。これまた大好きなフレンチトースト。雪はあっという間に溶けていた。

相変わらず残っている。遅い時間まで。階段を転げ落ちたり。そして、仕事も増えたのか減ったのかよくわからないや。恐怖におののいて。良い企画にするためには、泊まったりしないとってことで。慌ただしく行動。あさりそばを2回も食べてしまった。駅の中で日本酒。路地裏でもつ煮。ここからが本領発揮で、ゲーム感覚。水際を歩いた。逆のコース。橋を越えて、いったんクラフトビール。良い景色だ。こういうのを調べるのが君は好きなんだね。ということで、謎解きは無事に済んだ。辿り着いたよ、屋台に。何年ぶりの願いだろうか。しかし、良いものを集めることは素敵なことだ。お話できて良かった。バカラのグラスにラム。美味しかった。桜が咲いていた。名刺ももらった。良い夜になった。素敵すぎるぞ。




出勤を少し遅らせた。すると何かが嫌じゃなくなった。あの子はいないけれど、いい思い出になったな。月末も最後まで話して飲んでいた。これから社会に出るんだね。きっとつらいだろうけど、何もしてあげられないから、せめて一緒に飲んで、話をしよう。これからはキミシダイ。それはある意味とても貴重なことなんだよ。そして3月は終わっていた。考えてみればとてもとても素敵な月になっていた。ちょうど大きくて綺麗なブルームーンが浮かんでいた。



櫻井の日々。-破

惑わされずに寄り添っていて。

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