2017年の最後に(OMENS OF...)。

2017年12月31日。最後の日だね。そうだよ、僕だってね、この中にいる。2017年のブログを読み返した。前半はスカスカだから、結構早く読み切ることができた気がする。というより、1月から、10月までしか読んでいないんだけど。でも、良い記事があるよね。言い回しとか、英語のフレーズとか。本当に自分でもそう思うの。自画自賛。たまにある誤字がどう直していいのかわからないやつもあったりして。今いる場所に来た時に、若い男の店員に気さくに話しかけられた。ブログの記事を読み返していたら、飲みに行こうってことばかり言っていた。あなたにとって幸せな瞬間とはどういうものですか?


仕事について語るべきことは極端に少ない。これがずっと続くとも思わないし、ただ、経済的には好転したんだと思う。できないことができるようになるということは喜びだし、それによって自分の世界が若干でも広がるのを感じることができる。狂人だと言われる反面、確実に優しくなった部分も多くあるんだよ。賛否両論あったとしてね。それで全体的に見れば、良い方向に向かうことも多かった。もちろん劇的に悪いこともあった。それは確かにそうなんだと思う。でも、今全体的には良い方向に向かう予兆を感じているんだ。


記事の中で、やはり印象的だったことは、旅の思い出について。旅は慣れか。上野駅であった人は引き寄せもあると言っていた。それはスピリチュアルなこと。私が学んだことは、穏やかであること(少なくともそう見せること。)。コミュニケーションを図ること(それは実際に行うこと。)。最近は出かけるたびに大きなことが起きる。福岡での夜。京都での夜。この先はどこに向かおうか。もちろん行きたいところに。


飲みたい人がいると言われることが今年の後半は増えた。帝国ホテルから銀座のバーに行った。行きつけの店の支店に行った。初めて飲む人とばかり行った。それはほんの少しだけ世界が広がる経験になった。アメーバなうのまとめ投稿が本当に良かった。なくなってしまったことでどれほどの喪失感があったか。でも、その残滓から、その時その時の一言が深く刺さる。過去からの刃。しかし、未来がないのと同様に、過去もないのかもしれない。亡霊との闘い。きっとそれは信念も。定期試験を定期思念というフレーズで書いたメールをもらったことがある。


1年間ずっと懸案であったこともあった。人と人が理解しあうことは難しいし、決定的に解決していないこともある。正面からその問題だけ見ていては壊れてしまいことがある。側道や裏口に回ることも必要だったりする。それによって硬直した部分を少しはほぐしていくことができる。何事も堅いだけでは良くない。少なくとも、ここ日本においては柔軟であることは大切なんだろうと思う。未解決の問題があればすべてが悪いというものでもない。結局問題を抱えつつも前に進むしかないのだ。そしてそのことの良さを多少なりとも実感できた2017年であったと思う。


『スターウォーズ エピソードⅧ 最後のジェダイ』は示唆に富んでいた。2回見てしまった。決して痛快な物語ではない。スッキリした部分はなかった。しかし、今の心情と相まってか、私にとって良い作品だった。これが良くないという声があるのもわかる。これが良くないと思っていた年齢の自分も想像できる。『アウトレイジ 最終章』の時もそうだったけれど、私ならこういう筋書きにするというのを語ったら好評だった。どうしたらシナリオライターになれるのだろうか。先日も書いたことだけど、電車の中でノートに詩を書いてみた。しばらくして読み返してみたら、このブログとか記事に書いていることとあまり変わりがないような気がした。君は何を求めてここに来ているんだろうか。でも、何かを求めているとか、明快なものがなくちゃ来てはいけないというようなものでもないよね、きっと。雰囲気、空気、湿度、それだけでもきっと十分なはずだ。


年が変わる。今から何かが変わるとしたらちょうどいい機会になるね。2018年は何が変わるのだろうか。理不尽さはなくならないだろうけれど、少しだけでも減ればいいね。私はもう少しだけ柔軟になればいいと思っている。ただ攻撃だけではいかん。連勝と不敗。どちらに価値観を見出すか。私があえて防戦することも多くなったからか。でも、結局それは盾と矛のようなものだね。あらゆるものが起承転結のように進むとする(実際は起転結で終わるようなことも多い。)。でも、あらゆるステージでその進捗は異なっている。例えばステージ6は「起」の段階だけど、ステージ2はもう「結」を迎えているとか。それは今このサイトの名前をどう選んだかにも関係している。


話の合う人もいる。しかし、不思議なことに最近は普段それを感じないし、求めてもいない。もちろん良いタイミングがある人もいる。ただ、私がそれだけを求めてしまったら?多くの人をきっと斬っていってしまうだろう。赤いライトセーバーでね。私はしないし、したいとも思っていない。そして多くの人と話すためには、下品な話もしなくちゃいけない。私はそれを厭わない。まったく嫌だと思っていない。私は何かを創り出すことが大切だと思っている。壊すことだけではいけないと。だからできればその力を創ることに使って欲しいと思っている。創る前に整理が必要なことはわかる。そのための準備にも応じるさ。作り上げたものが一瞬の煌きでもいい。目をつむっても消えない光はある。


光か闇か。きっと息苦しいのは許さないからだろう。許さなければ許されない。遠くからあなたの言葉が聴こえる。またある者の声は途絶えた。この記事は誰かに届くのだろうか。あんなに素敵な時間と想いを簡単に捨ててしまっては悲しいだけだろう。

神に属する者は神の言葉を聞く。あなたたちが聞かないのは、神に属していないからである。(新約聖書『ヨハネによる福音書』8章47節)


いろいろともめながらもずっと変わらず優しい人もいた。だから私はその想いに最大限応えようと思う。見上げたピンクのタワーはレインボーに変わっていた。簡単に諦めてもいけない。そして若さゆえの過ちもいつか正さなければならない。私が逢いたいと思うのはもしかしたらあなたではないかもしれない。しかし、それは同時にあなたに逢いたいということでもある。わからないことは言葉では伝わらないのかもしれない。今日はだいぶ宗教的に語ったね。それも私が長いこと封印してきたこと。今日は年末だから。でも、それは私が正しいということではない。私は誤る、そして謝る。ルーク=スカイウォーカーを見たかい?瞬間だけで判断することは慎んだほうがいいということだ。


なぜ全体的には良い予兆を感じていると書いたか。今までの延長線上にあること(気の合わなかった人とGW明けには飲みに行くだろう。)、今まで存在しなかったこと(新しい環境で磨いたこと。)、それに加えて、今までうまくいかなかったことがこれから良くなるからだ。君は臆病ではない。例えばこれを私が大聖堂で語れば、それなりの意味を帯びさせることになるだろう。でも、俺は、焼き鳥と焼酎を前にこれを落書きすればいい。もしもそれを真に受け止めてしまえば、一生分の安らぎと苦しみを与えるだろう。だから、安らぎだけを受け取って欲しい。



私はあなたの人生に少しでもプラスの影響を与えていられればいいね。自販機の裏。歌舞伎町。あの店はなくなってしまった。それでも、あの時感じた夜の音。君と癒した傷の跡。また逢いに来てください。

ありがとう、2017年。そして私とあなたの2018年が素晴らしい1年になりますように。


櫻井の日々。-破

惑わされずに寄り添っていて。

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